今回はドドゲザンの調整をまとめてみました。
シーズン中盤から流行の兆しを見せ、最終的には多くの型が上位でも採用されていました。耐性と数値が優秀であれば様々な型が実現可能なことを体現したポケモンであると言えます。
部分的にみたい方は、目次を置いてますので飛んでみてください。
ドドゲザンの基本データ
ドドゲザン
タイプ:
特性:まけんき、そうだいしょう、プレッシャー
種族値:100-135-120-60-85-50
※以下1月10日12時ロトポータル上位100位以内の記事参照
【採用持ち物割合】
1.くろいメガネ 36.8%
2.ヨプのみ 10.5%
2.ラムのみ 10.5%
2.メンタルハーブ 10.5%
2.とつげきチョッキ 10.5%
2.たべのこし 10.5%
7.きあいのタスキ 5.2%
7.ゴツゴツメット 5.2%
ドドゲザンのSライン
112: (最速50族)
108: (無補正60振り)S+2で最速抜き
103: (無補正20振り)
104: (無振り84族)
102: (準速50族)
87: (無振り67族)
86: (無振り66族)
70: (無振り50族)
ドドゲザンの育成論 紹介
くろいメガネドドゲザン
テラスタイプ:悪
特性:そうだいしょう
持ち物:くろいメガネ
性格:意地っ張り・陽気
【確定技】
ドゲザン 不意打ち
【採用技候補】
アイアンヘッド けたぐり 剣の舞
くろいメガネを持つことで悪タイプの火力を底上げし不意打ちのリーチを伸ばすことができる。悪テラス、総大将との掛け算の火力上昇の相性が良い。シーズンの終盤にかけてはSを伸ばしてミラーや無振り70~80族付近に強気に立ち回ることが可能な型が流行した印象。ミラーが増える場合はけたぐりの採用優先度が高まる。
【調整案①:準速型】
【調整】
テラスタイプ:悪テラス
特性:そうだいしょう
持ち物:くろいメガネ
性格:意地っ張り
技構成:ドゲザン 不意打ち アイアンヘッド 剣の舞
努力値:175-205(252)-141(4)-*-105-102(252)
S:マリルリ、ドドゲザン、アーマーガアを意識して準速
参考元:バンビー様・ひだかドラピオン様
【調整案②:最速型】
【調整】
テラスタイプ:悪テラス
特性:そうだいしょう
持ち物:くろいメガネ
性格:陽気
技構成:ドゲザン アイアンヘッド(けたぐり) 不意打ち 剣の舞
努力値:175-187(252)-141(4)-*-105-112(252)
S:甘えたゴツメカイリューやミラーを意識しての最速
参考元:当ブログ
【ポケモンSV S1 最終20位&23位】 セグレイブカイリュー2軸 -頑丈キョジオーンを添えて-
チョッキドドゲザン
テラスタイプ:悪 フェアリー
特性:負けん気 そうだいしょう
持ち物:とつげきチョッキ
性格:意地っ張り
【確定技】
ドゲザン 不意打ち アイアンヘッド
【採用技候補】
テラバースト けたぐり ハサミギロチン
行動保障に重きを置いた型。ドドゲザンの本来の役割対象であるサーフゴーやサザンドラ、ゲンガーへ後投げできる回数が増えるため、選出する際の@2の自由度を高めることができる。しかしながら、役割対象に挙げたポケモンが気合玉を搭載しているケースが増えているためやや向かい風な印象。調整案として紹介している型はフェアリーテラスタル+テラバーストによる初手性能を保証している点が画期的であるため参考元の記事をぜひ読んで頂きたい。
【調整案①:HAフェアリーテラス】
【調整】
テラスタイプ:鋼テラス
特性:負けん気
持ち物:とつげきチョッキ
性格:意地っ張り
技構成:ドゲザン 不意打ち アイアンヘッド テラバースト
努力値:207(252)-205(252)-140-*-106(4)-70
【与ダメージ計算】
①無補正 B4振り
テラバースト(フェアリー)
162~192(88.6%~105%) (乱数25%で一発)
①補正有り H244 B156 ※固めのゴツメカイリューの耐久ライン
テラバースト(フェアリー)
63~75(32~38.1%) ※マルチスケイル考慮
参考元:くろもち様
ヨプのみドドゲザン
テラスタイプ:鋼
特性:負けん気
持ち物:ヨプのみ
性格:腕白
【確定技】
電磁波 ステルスロック
【採用技候補】
アイアンヘッド けたぐり ドゲザン 不意打ち
ステルスロック+αをこなすことができる型。元の耐久の高さと不意に飛んでくる格闘技にも行動保障をつけるためのヨプのみを組み合わせることでより確実に役割を遂行することができる。ガブリアスを始めとした電磁波無効のポケモンに対してできることが少ないため裏の選出との兼ね合いを工夫する必要がある。
【調整案①:先発型】
【調整】
テラスタイプ:鋼テラス
特性:負けん気
持ち物:ヨプのみ
性格:腕白
技構成:電磁波 ステルスロック アイアンヘッド けたぐり
努力値:207(252)-156(4)-158(28)–*-114-(68)-90(156)
HD:サザンドラのC特化眼鏡火炎放射を確定耐え
S:S-2状態のゲンガー抜き
参考元:エルブレス様
きあいのタスキドドゲザン
テラスタイプ:悪
特性:そうだいしょう
持ち物:きあいのタスキ
性格:意地っ張り
【確定技】
不意打ち ステルスロック
【採用技候補】
ドゲザン アイアンヘッド けたぐり 剣の舞 メタルバースト
ステルスロック要員と総大将活かしたスイープ要員を兼任した型。けたぐりや格闘テラバースト等の役割破壊に対してもきあいのタスキを持つことで行動保障をもたせている。
【調整案①:サイクル関与型】
【調整】
テラスタイプ:悪テラス
特性:そうだいしょう
持ち物:きあいのタスキ
性格:意地っ張り
技構成:ドゲザン アイアンヘッド 不意打ち ステルスロック
努力値:199(188)-198(196)-141(4)-*-106(4)-85(116)
H:余り サイクル意識で可能な限り
A:11n(目安:総大将発動1.2倍不意打ちでH4振りサーフゴー確定一発程度)
S:麻痺した最速ガブリアス抜き
参考元:よしこポケ様
ドドゲザン対策
①ゴツゴツメットカイリューで受ける。この対策方法が、自然と構築に入ってくるポケモンで行えるため最も安定するといえる。
②本来不利であるポケモンに格闘技を搭載する。(例:)
③準速or最速のドドゲザンにけたぐりを搭載しミラーでの回答を用意する。
④悪半減テラスタル+高火力打点で不意打ちをケアしつつ縛る。(例:フェアリーテラスタル)
まとめ
シーズン1中盤から数を増やしたポケモンであり、チョッキ→剣舞→ステロというように1シーズンの中でも数多くの型が考案されました。また、終盤になるにつれSを準速まで上げた配分が流行する等、メタゲームを象徴していたポケモンです。
元のSが高くないことからこのポケモン一体を対策することは難しくありませんが、対策を怠ると構築が一気に崩壊してしまうため、どのような型が存在するのか十分に把握しておくことが大切であると言えます。
ここまで読んで頂きありがとうございます。S1で最終20位を達成した構築も閲覧して頂けると嬉しいです。 質問・ご意見・ご要望等ありましたら twitter(@pokeple009) までお願い致します。
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