今回はゴツメカイリューについて知っておきたいことまとめてみました。
耐久振りのカイリューを使う上でマルチスケイルにより行動保障があるため、被ダメージや与ダメージにより相手の型を判別する場面は多くあります。そのような場面で相手の型を判別できるか否かが勝敗に深く関わることは言うまでもありません。
そのため「被・与ダメージによる型判別」の項のダメージ計算とそれによる型判別を一例として、ご自身が使うカイリューの調整において同様のダメージ計算結果をまとめておくことをお勧めします。
ゴツメカイリューの調整ライン
耐久ライン
H197 B148
→ガブリアスの補正有り A+2状態 逆鱗
マルチスケイル込みで確定耐えライン
H197 B139
→マリルリのじゃれつく
マルチスケイル込みで羽休めで受け切れる
Sライン
120:S+1で最速ゲンガー抜き調整
114:S+1で最速ガブリアス抜き調整
113:最速ドドゲザン抜き調整
110:S+1で最速ミミッキュ抜き
107:S+2で最速ドラパルト抜き調整
103:準速ドドゲザン抜き調整
ゴツメカイリューの調整例
197(244)-*–148(156)-120-120-114(108)
参考元:さにー様
191(196)-*–144(124)-121(4)-121(4)-123(180)
参考元:くろもち様
191(196)-176(44)-139(188)-*-121(4)-110(76)
参考元:アシキch様
今回はさにー様の調整を例として使用させていただきます。
被ダメージ計算による型判別
ガブリアス
逆鱗
①無補正 A252
(マルチスケイル込み)
84〜99(42.6〜50.2%)
②補正有り A252
(マルチスケイル込み)
93〜109(47.2〜55.3%)
③無補正 A252 鉢巻
(マルチスケイル込み)
126~148(63.9〜75.1%)
④補正有り A252 鉢巻
(マルチスケイル込み)
138〜163(70.0〜82.7%)
被ダメージからダメージ幅が
1.84~92の間なら陽気
2.93~99の間は不明
3.100~109の間なら意地っ張り(→スカーフの可能性が高い)
4.126~137の間なら陽気の拘り鉢巻
5.138〜148の間は性格は不明だが拘り鉢巻であることは確定
6.149以上削られた場合は意地っ張りの拘り鉢巻
ということが判断できる。
テラバースト (抜群)
①無補正 A252
(マルチスケイル込み)
57〜67(28.9〜34.0%)
②補正有り A252
(マルチスケイル込み)
61〜73(30.9〜37.0%)
③無補正 A252 鉢巻
(マルチスケイル込み)
84〜99(42.6〜50.2%)
④補正有り A252 鉢巻
(マルチスケイル込み)
93〜109(47.2〜55.3%)
被ダメージからダメージ幅が
1.57〜60の間なら陽気
2.61〜67の間は不明
3.68〜73の間なら意地っ張り(→スカーフの可能性が高い)
4.84〜92の間なら陽気の拘り鉢巻
5.93〜99の間は性格は不明だが拘り鉢巻であることは確定
6.100以上削られた場合は意地っ張りの拘り鉢巻
ということが判断できる。
マリルリ
じゃれつく
①補正有り A252
(マルチスケイル込み)
76〜91(38.5〜46.1%)
②補正有り A252 鉢巻
(マルチスケイル込み)
115〜136(58.3〜69.0%)
被ダメージからダメージ幅が
1.76〜91の間なら意地っ張り
2.115以上削られた場合は意地っ張りの拘り鉢巻
ということが判断できる。
ドドゲザン
ドゲザン
①補正有り A252
(マルチスケイル込み)
33〜39(16.7〜19.7%)
②補正有り A252 黒眼鏡
(マルチスケイル込み)
40〜48(20.3〜24.3%)
被ダメージからダメージ幅が
1.33〜39の間なら意地っ張り
2.40以上削られた場合は意地っ張りの黒眼鏡
ということが判断できる。
サザンドラ
悪の波動
①無補正 C252
(マルチスケイル込み)
33〜39(16.7〜19.7%)
②無補正 C252 拘り眼鏡
(マルチスケイル込み)
50〜59(25.3〜29.9%)
被ダメージからダメージ幅が
1.33〜39の間なら臆病
2.50以上削られた場合は臆病の拘り眼鏡
ということが判断できる。
流星群
①無補正 C252
(マルチスケイル込み)
109〜129(55.3〜65.4%)
②無補正 C252 拘り眼鏡
(マルチスケイル込み)
162〜192(82.2〜97.4%)
被ダメージからダメージ幅が
1.109〜129の間なら臆病
2.162以上削られた場合は臆病の拘り眼鏡
ということが判断できる。
サーフゴー
シャドーボール
①無補正 C252
(マルチスケイル込み)
35〜42(17.7〜21.3%)
②補正有り C252 拘り眼鏡
(マルチスケイル込み)
57〜68(28.9〜34.5%)
③無補正 無振り
(マルチスケイル込み)
29〜34(14.7〜17.2%)
被ダメージからダメージ幅が
1.29〜34の間ならCに振ってない耐久型
2.35〜42の間はC振りであることが確定
3.57以上削られた場合は拘り眼鏡
ということが判断できる。
ゴールドラッシュ
①無補正 C252
(マルチスケイル込み)
52〜62(26.3〜31.4%)
②補正有り C252 拘り眼鏡
(マルチスケイル込み)
85〜101(43.1〜51.2%)
③無補正 無振り
(マルチスケイル込み)
43〜51(21.8〜25.8%)
被ダメージからダメージ幅が
1.43〜51の間ならCに振ってない耐久型
2.52〜62の間はC振りであることが確定
3.85以上削られた場合は拘り眼鏡
ということが判断できる。
与ダメージ計算による型判別
※カイリューの実数値はA154とC120で計算
サーフゴー
炎の渦
①無補正 H4振り
30〜36(18.4〜22.0%)
②無補正 H228振り
30~36(15.7~18.8%)
与ダメージからダメージ幅が
1.18.4〜22.0%の間なら無振り寄り
2.15.7〜18.3%の間なら耐久振り
ということが判断できる。
地震
①無補正 H4振り
102〜120(62.5〜73.6%)
②補正有り H228 B196振り
78~92(40.8~48.1%)
与ダメージからダメージ幅が
1.62.5~73.6%の間なら耐久無振り寄り
2.40.8~48.1%の間ならHBベース
ということが判断できる。
ヘイラッシャ
地震
①補正有り H252 B252
33〜39(12.8〜15.1%)
②補正有り H252 B164振り
34〜41(13.2〜15.9%)
③補正有り H252 B4振り
39~47(15.1~18.2%)
与ダメージからダメージ幅が
1.13.1%以下ならHB特化寄り
2.13.2〜15.9%の間は不明
3.16.0%以上ならHDベース
ということが判断できる。
流星群
①無補正 H252 D4振り
102〜121(39.6〜47.0%)
②無補正 H252 D92振り
91〜108(35.4〜42.0%)
③無補正 H252 D252
76~90(29.5~35.0%)
与ダメージからダメージ幅が
1.35.0%以下ならHD特化寄り
2.35.1〜42.0%の間は不明
3.42.1%以上ならHBベース
ということが判断できる。
ラウドボーン
地震
①補正有り H252 B188振り
74〜88(35.0〜41.7%)
②補正有り H252 B252振り
70~84(33.1~39.8%)
与ダメージからダメージ幅が
1.34.9%以下ならHB特化寄り
2.35.0〜39.8%の間は不明
3.39.9%以上はHBD振り分け
ということが判断できる。
流星群
①無補正 H252D60振り
85〜102(40.2〜48.3%)
②無補正 H252振り D4振り
93~111(44.0~51.6%)
与ダメージからダメージ幅が
143.9%以下ならHBD振り分け
2.44.0〜48.3%の間は不明
3.48.4%以上はHB特化寄り
ということが判断できる。
ドドゲザン
炎の渦
①無補正 H252振り
32〜38(15.4〜18.3%)
②無補正 H252 D4振り 突撃チョッキ
22〜26(10.6〜12.5%)
③無補正 無振り
32〜38(18.2〜21.7%)
与ダメージからダメージ幅が
1.10.6〜12.5%の間ならH振り チョッキ持ち
2.15.4〜18.1%の間は不明
3.18.2%以上はほとんど耐久に振ってない
ということが判断できる。
地震
①無補正 H252振り
84〜100(40.5〜48.3%)
②無補正 B4振り
84〜100(48.0〜57.1%)
与ダメージからダメージ幅が
1.47.9%以下なら耐久無振り寄り
2.48.0%以上はH振り
ということが判断できる。
カバルドン
地震
①補正有り H252 B148振り
34〜41(15.8〜19.0%)
②補正あり H252 B252振り
32~38(14.8~17.6%)
与ダメージからダメージ幅が
1.15.7%以下ならHB特化寄り
2.15.8〜17.6%の間は不明
3.17.7%以上はHBD振り分け
ということが判断できる。
流星群
①無補正 H252D108振り
84〜99(39.0〜46.0%)
②無補正 H252振り D4振り
96~114(44.6~53.0%)
与ダメージからダメージ幅が
1.44.5%以下ならHBD振り分け
2.44.6〜46.0%の間は不明
3.46.1%以上はHB特化寄り
ということが判断できる。
まとめ
上述したことを踏まえ、カイリューに限らず対戦中は相手のポケモンのダメージや技から型を判別しながら対戦を行うことで先の展開を考えながら対戦を進めることが勝ちへと繋がるので自分の使っているポケモンのダメージ量や環境にいるポケモンの型を把握しておくことが大切だと思います。
また、あくまで上記のダメージ計はサンプルとした型あり、45秒の中で複数のダメージ計算をすることは困難なためご自身が使うカイリューの調整において同様のダメージ計算結果をまとめておくことをお勧めします。
ここまで読んで頂きありがとうございます。質問・ご意見・ご要望等ありましたら twitter(@pokeple009) までお願い致します。
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